面影橋 歌詞

歌:五木ひろし

作詞:喜多條忠

作曲:筒美京平

面影橋の夕暮れは
灰色ガラスをふるわせて

淋しく残った都電が
通る 通る

お前が熱を出した夜
百円玉を三つ持ち

角の寿司屋へ
走って行った

お皿に盛られた
寿司を見て

ネルの寝巻の
お前は泣いた

生きてくことの
くやしさだけが
雨に変わった夜だった

生きてくことの
悲しみだけを
面影橋は知っていた

面影橋のアパートは
せんべい蒲団が一組と

小さなラジオが
二人の荷物だった

もっと明るい電球に
替えてやるよと言った夜

遠い世界へ
お前は逝った

この手をしっかり
にぎっていてと

言ってたお前が
冷たくなった

生きてくことの
くやしさだけを
面影橋は見つめてた

生きてくことの
悲しみだけを
面影橋は知っていた
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