眦(まなじり) 歌詞

歌:小椋佳

作詞:小椋佳

作曲:加藤武雄

遥か船旅を 行く人よ 覚悟 決めて おこう
新たな航路は 君の手に 委ねられたこと
時代の風に 吹き流されるな
荒ぶる波に 飲み込まれるな
時に絶望の 嵐襲うとも
夢憧れ 藻屑とするな
眦を上げ 水平線へと
挑む心 なお投げよ

遠い船旅を 行く人よ 真の 智慧を 積もう
新たな航路は 事件事故 重なるだろうが
歴史の中に 真実を学べ
自然の中に 愛を汲み取れ
時に自らの 力足らずとか
青臭さに 嫌気刺そうと
萎える時こそ 思い返そう
命の価値 生きて在る意味
美しさ 有るとすれば
挑みの 汗のなか

時に絶望の 嵐襲うとも
夢憧れ 藻屑とするな
眦を上げ 水平線へと
挑む心 なお投げよ

小椋佳について

エリート銀行員とフォーク・シンガー――普通なら相反する職業を二足の草鞋で活動した異色のシンガー・ソングライター。フォーク・シンガーとしてのスタートは劇団、天井桟敷を主宰していた寺山修司に見出されたことをきっかけに、天井桟敷企画のアルバム『初恋地獄編』に参加したことによる。その後、銀行に就職するが、彼に惚れこんだレコード・ディレクターからの誘いを断りきれず、71年にアルバム『青春―砂漠の少年』でデビュー。コンサートには出演せず、曲がたまったらレコーディングするという独自のスタンスで活動を続ける。一方で中村雅俊の「俺たちの旅」、布施明の「シクラメンのかほり」などの提供曲がヒットを記録。ソフトでマイルドな歌い口と純文学的な情緒に満ちた歌詞、これに哀愁たっぷりメロディを加えた小椋佳の世界は、一般のポップス・ファンの間でも大いに支持されていった。93年に銀行を退職すると、大学に再入学するといった悠々自適の生活を満喫しながら、歌語り音楽芝居や全国ツアーを敢行するなど新たに音楽活動を展開。01年には胃癌の摘出手術を受けるが、エッセー集の執筆やミュージカルを公演するなど、現在も創作意欲は衰えることを知らない。
小椋佳の人気歌詞
あなたが美しいのは

きっと初めての空を 飛ぶ鳥の心うつして ...

さらば青春

僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るもの ...

歓送の歌

出逢いのその日から 街のよどみ消えて ...

愛燦燦

雨 潸々と この身に落ちて わずかばか ...

俺たちの旅

夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく ...

めまい

時は私に めまいだけを残してゆく だか ...

シクラメンのかほり

真綿色したシクラメンほど清しいものはない ...

大いなる旅路

旅は長く遠く 肩の荷重く 時に堪えかね ...

白い一日

真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず ...

光の橋を越えて

素晴らしく熱い涙を 人は心に 溜めてい ...

街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 ...

六月の雨

六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は ...

揺れるまなざし

街にひとふきの風 心にふれゆく今日です ...

オナカの大きな王子さま

オナカの大きな王子さま 白いお洋服がや ...

しおさいの詩

しおさいの浜の岩かげに立って しおさい ...

ふりむけば愛

想い出にするだけの価値もない 恋だけに ...

遠くで汽笛を聞きながら

悩みつづけた日々が まるで嘘のように ...

道草

まっすぐに張った糸が あの日僕は好きだっ ...

思い出して下さい

想い出して下さい あの頃を あきらめる ...