お夏清十郎 歌詞

歌:二葉百合子

作詞:佐藤惣之助

作曲:大村能章

可愛いお夏を 小舟にのせて
花の清十郎に 漕がせたや
春は夜明けの ソレ こがれ潮

(セリフ)お夏
「初の契りは尾上の桜。薄
紅のぼんぼりが瞬たきはじめた小袖幕
の蔭であった。忘れはせぬ。未来までも
と誓った仲……なのに………清十郎の
姿は見えぬ………どこへいった。逢いた
い。あ………逢いたい………」

向う通るは 清十郎じゃないか
笠がよう似た 菅笠が
何故に恋しい ソレ 顔かくす

(セリフ)お夏
「ああ違う、清十郎ではな
い。何じゃと? 百両の金を奪った科(とが)に
より、清十郎は仕置きを受けたと?嘘
じゃ。清十郎は奪(と)りはせぬ。奪らぬ者が
仕置とは…」

清十郎殺さば お夏も殺せ
生きて思いを さしょよりも
なまじ情けが ソレ 仇となる

(セリフ)お夏
「アハハハ、誰も知らぬのじ
ゃ。清十郎は死にはせぬ。ここにいる。
いつまでも、わしの胸の中にいるのじゃ。
アハハ、アハハハ、アハハハ……………」

二葉百合子について

浪曲家東若武蔵の娘で女浪曲師として人気を得る。1956年「女国定」で歌手デビュー。1977年歌謡浪曲「岸壁の母」が大ヒット。歌謡浪曲を歌謡界に広めた功労者の一人でもある。ほかに「九段の母」「唐人お吉」等がある。
二葉百合子の人気歌詞
岸壁の母

母は来ました 今日も来た この岸壁に ...

九段の母

上野駅から 九段まで かってしらない ...

長崎物語

(セリフ)お春 「いいんです。泣かない ...

瞼の母

親はあっても 顔さえ知らず 表通りを  ...

女国定

上州小町は 昔のことさ 今じゃ呼び名も ...

母子船頭唄

(セリフ) 「母さんほらあんなきれいな ...

赤穂浪士

花の大江戸 空飛ぶ雲は 遥か赤穂の 流 ...

靖国の母

夢を見ました 倅の夢を 肩をたたいてく ...

ひめゆりの塔

(セリフ) 「沖縄決戦最後の日、お前た ...

関東一本〆

やると決めたら どこまでも いのち一つ ...

関東仁義

「ご列席のご一統さん 失礼さんにござ ...

小判鮫の唄

かけた情が いつわりならば なんで濡れ ...

祝い船

(セリフ) 「結婚おめでとう 本当にお ...

米つぶの詩

生きてゆくのに 理屈はないが 辛抱して ...

一本刀土俵入り

山と積まれたお宝さえも 人の情けにゃ  ...

母流転

たずねています 探しています 今も瞼に ...

お雪物語

鬼と世間は 指さすけれど やはり人の子 ...

母の旅路

(セリフ) 「元気のいい子供というもの ...

渡り鳥でござんす

旅の烏で 三年三月 影もやつれた やく ...