うさぎ 歌詞

歌:森進一

作詞:保富康午

作曲:猪又公章

あの日はほんとに暑かった
村へと続く白い道
かげろうだけが揺れていた
夢中でぼくは 走ってた
母さん 待っててすぐ帰る
大事な仕事忘れてた

女手ひとつで ぼくたちを
育ててくれた母さんは
落した肩で うなずいて
遠くの村をみつめてた
貧しくひなびたあの村は
悲しく捨てた ふるさとさ

親子で荷物を持ちあって
真夏の道を港まで
おさない末の弟は
疲れて泣いて しゃがみこむ
おぶってやろうと思っても
許しておくれ 無理だった

(セリフ)ようやく港に着いた時 突然ぼくは 思いだす
小学校の夏休みに うさぎの係をしてたこと
このまま出かけてしまったら うさぎは餓えて死ぬだろう

あわてて駆け出すぼくだった
今来た道を学校へ
おなかを空かす つらさなら
誰よりぼくが知っている
待ちかねていた うさぎたち
さし出すエサに飛んでくる

埃にまみれてたどり着く
港に船はもういない
今度の船が出るまでに
どれだけ長く待つことか
それでも母さん ひとことも
叱らずぼくに ほほえんだ

母さんなにより嬉しいよ
こんなにつらい時でさえ
やさしい心忘れない
おまえは強い男の子
めったに泣かない母さんの
まぶたが濡れて光ってた

あれから何年たったかな
苦しい時が来るたびに
白いうさぎを思い出す
母さんの目を思い出す
いっしょうけんめい生きてます
母さんほめてくれますか
いっしょうけんめい生きてます
母さん泣いてくれますか
母さん 母さん
母さん 母さん

森進一について

1966 6月「女のためいき」でビクターレコードよりデビュー。デビュー曲としては驚異的な35万枚の売り上げを記録。1967 9月「命かれても発売。12月「盛り場ブルース」発売。レコードの売り上げ急上昇で、TBS「歌のグランプリ」、フジTV「ヒット速報」などのヒット賞を獲得。1968NHK紅白歌合戦初出場。1974「襟裳岬」発売、大ヒットとなる。この年「襟裳岬」で日本レコード大賞、日本歌謡大賞ほかを受賞。1980年女優の大原麗子と結婚するが、84年に離婚。1986年歌手の森昌子と結婚。2005年離婚。
うさぎ のCD・楽譜
森進一スペシャルCDボックス“感謝”(DVD付)
【収録曲】・女のためいき・東京みれん・女の波止場・女の酒場・女の岬命かれても盛り場ブルース・湯の町の女・花と蝶ひとり酒場で年上の女港町ブルースおんな花と涙波止場女のブルース望郷おふくろさん冬の旅襟裳岬さらば友よ雨の桟橋東京物語林檎抄雪よおまえはきみよ荒野へ新宿・みなと町酒場舟恋月夜東京みなと命あたえてそれは恋哀愁行路冬のリヴィエラ冬桜モロッコ待たせたね人を恋うる唄昭和流れうた女もようわが故郷は心のふるさとゆうすげの恋十六夜舟悲しいけれど挽歌の街から京都去りがたし冬の桑港指輪うさぎ夢をつづけて移り香風のエレジー酒無情泣かせ雨愛しい人よ悲しい歌が流行ります劇場の前わるいひと夢をかざってふたり坂うそつき土俵の鬼ひとすじの白い道泣きむし東京それは恋女恋港悲しみの器薄雪草夜の無言北のふるさとライラ ライ女心女の愛昭和最後の秋のこと裏切り語りかけウイスキー色の街で終列車雨の空港運河狼たちの遠吠えさらば青春の影よはな

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