麦と兵隊 歌詞

歌:東海林太郎

作詞:藤田まさと

作曲:大村能章

徐州徐州と 人馬は進む
徐州居よいか 住みよいか
酒落た文句に 振り返りゃ
お国訛りの おけさ節
ひげがほほえむ 麦畠

友を背にして 道なき道を
行けば戦野は 夜の雨
「すまぬすまぬ」を背中に聞けば
「馬鹿を云うな」とまた進む
兵の歩みの 頼もしさ

腕をたたいて 遥かな空を
仰ぐ眸に 雲が飛ぶ
遠く祖国を はなれ来て
しみじみ知った 祖国愛
友よ来て見よ あの雲を

行けど進めど 麦また麦の
波の深さよ 夜の寒さ
声を殺して 黙々と
影を落して 粛々と
兵は徐州へ 前線へ

東海林太郎について

1898~1972 直立不動で歌った国民的歌手。1934年「赤城の子守唄」「国境の街」が大ヒットし、流行歌手の座を不動のものにする。「一唱民楽」をモットーに歌一筋の後半生を貫き、晩年、歌謡界初の紫綬褒章、第七回レコード大賞特別賞など数々の栄誉を受ける。
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