誰にも頼らずに強く歌うことに憧れ
なさけないほど何ひとつ叶(かな)わぬ自分を知る
誰にも甘えずに歌う潔(いさぎよ)さに憧れ
境界線の重なりが痛い街でうずくまる
夏だったよね 抱き合ったのは
明日(あす)を思わず むさぼるように
夏だったよね 失ったのは
わけもわからず ただ待っていた
もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない
情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている
夢を見てた それは誰にでも許される宝物だ
飛び立つことに不器用な人間にとってさえも
溢(あふ)れかえる夢どれもこれも 届きそうで捨て難(がた)くて
置き去りにして気付かない 一番だいじなものに
夏だったよね 間違ったのは
一瞬の今と 永劫(えいごう)の未来
夏だったよね 欲しかったのは
もう戻らない 一瞬の今
なんて冷たい熱だろう 灼熱も情熱も
君の無い夏ならば 氷の中咲いている
夏だったよね 抱き合ったのは
明日(あす)を思わず むさぼるように
夏だったよね 失ったのは
わけもわからず ただ待っていた
もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない
情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている
君の無い夏ならば 氷の中咲いている
なさけないほど何ひとつ叶(かな)わぬ自分を知る
誰にも甘えずに歌う潔(いさぎよ)さに憧れ
境界線の重なりが痛い街でうずくまる
夏だったよね 抱き合ったのは
明日(あす)を思わず むさぼるように
夏だったよね 失ったのは
わけもわからず ただ待っていた
もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない
情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている
夢を見てた それは誰にでも許される宝物だ
飛び立つことに不器用な人間にとってさえも
溢(あふ)れかえる夢どれもこれも 届きそうで捨て難(がた)くて
置き去りにして気付かない 一番だいじなものに
夏だったよね 間違ったのは
一瞬の今と 永劫(えいごう)の未来
夏だったよね 欲しかったのは
もう戻らない 一瞬の今
なんて冷たい熱だろう 灼熱も情熱も
君の無い夏ならば 氷の中咲いている
夏だったよね 抱き合ったのは
明日(あす)を思わず むさぼるように
夏だったよね 失ったのは
わけもわからず ただ待っていた
もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない
情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている
君の無い夏ならば 氷の中咲いている
中島みゆきについて
1975年「アザミ嬢のララバイ」でデビューし、同年「時代」で、ヤマハポピュラーソングコンテストと世界歌謡祭グランプリ受賞。以後、「わかれうた」「悪女」などが大ヒット。現在までにオリジナル・アルバム32作品をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。2002年NHK紅白歌合戦初出場。2003年にはNHK「プロジェクトX」の主題歌「地上の星」が、オリコンシングルチャートTOP100で148週チャートインの日本記録を達成。中島みゆきの人気歌詞
糸
なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なに ...
時代
今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて ...
ファイト!
あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんの ...
空と君のあいだに
君が涙のときには 僕はポプラの枝になる ...
わかれうた
途に倒れて だれかの名を 呼び続けたこ ...
二隻の舟
時は 全てを連れてゆくものらしい なの ...
銀の龍の背に乗って
あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷 ...
タクシードライバー
やけっぱち騒ぎは のどがかれるよね 心 ...
命の別名
知らない言葉を覚えるたびに 僕らは大人 ...
麦の唄
1. なつかしい人々 なつかしい風景 ...
ホームにて
ふるさとへ 向かう最終に 乗れる人は ...
宙船(そらふね)
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆ ...
世情
世の中はいつも 変わっているから 頑固 ...
Tell Me,Sister
自分が嫌いだった 何もかも嫌だった 嫌 ...
あの娘
やさしい名前をつけたこは 愛されやすい ...
化粧
化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど ...
永遠の嘘をついてくれ
ニューヨークは粉雪の中らしい 成田から ...
あたいの夏休み
短パンを穿いた付け焼刃レディたちが 腕 ...
ひとり上手
私の帰る家は あなたの声のする街角 ...
帰省
遠い国の客には笑われるけれど 押し合わ ...