緋の砂歌詞

歌：T.M.Revolution

作詞：西川貴教

作曲：浅倉大介

細くのびた影が夕映えに焼かれては消えてゆく
ふたり寄り添っても言葉だけ途切れそうで

繋いだ手のひらに伝わる熱が
瞳の中で溢れた

目を閉じて抱き合って声も発(だ)せずに
壊れない想いだけを欲しがるから
離れてはまた近づく鼓動の淵で
降りそそぐ君に濡れて眠ろう

白く滲んでゆく吐息まで滑るように堕ちるから
星のない夜空を今はただ見上げてるの

カタチのない何かを埋めるだけなら
僕じゃなくても良かった?

揺れないで側にいて震える夜は
色褪せた思い出だけ掻き集めて
瞬きは砂の様に指の隙間を
音もなくこぼれ風がさらうよ

触れる度感じていたサヨナラの意味とその理由を

目を閉じて抱き合って声も発せずに
壊れない想いだけを欲しがるから
離れてはまた近づく鼓動の淵で
降りそそぐ君に濡れて

逢いたくて逢えなくて儚く燃えて
面影はまだ静かに愛を呼ぶけど
もつれ合いこの千切れる胸の痛みと
遠ざかるあの日はもう還らない

T.M.Revolutionについて

1995/05　浅倉大介のソロシングル「DAISUKE ASAKURA expd.TAKANORI NISHIKAWA“BLACK OR WHITE?”にヴォーカルとして参加　　1995/11/25　ＣＤリリースを待たずにライブスタイルでのソロ活動を開始　　1996/03/22　ファイナルカウントダウンライブ Liquid Room 即日完売　　1996/05/13　ファーストシングル「独裁-monopolize-」リリース

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