ゆうべのワインの
飲み過ぎのせいじゃなく
孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく
海の向こう ぼんやり異国の岸辺
光立つ朝焼けに今 君を想う
君の眼 その眉 微笑み その愛
島囲む海は今 波ひとつ立てず
今日一日中 何ひとつすまい
恵み少ない岩山に 健気に立つ
残り木の気高さに今 君を想う
君の手 その指 温もり その愛
サガポー 変わらない愛や
終わらない愛は 誓えないけれど
サガポー 左手にアガペー
右手にはエロス
君に微睡む時
巷の出来事の あれこれは勿論
何が嘘か本当か 事の善し悪し
それら全てがどうでもいい時もある
光立つ朝焼けに今 君を想う
その髪 その胸 安らぎ その愛
永遠に 変わらない愛や
終わらない愛を 信じられそうな
遠く 無限の大空
わしづかみ気分 君に微睡む時
サガポー 変わらない愛や
終わらない愛は 誓えないけれど
サガポー 左手にアガペー
右手にはエロス
君に微睡む時
飲み過ぎのせいじゃなく
孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく
海の向こう ぼんやり異国の岸辺
光立つ朝焼けに今 君を想う
君の眼 その眉 微笑み その愛
島囲む海は今 波ひとつ立てず
今日一日中 何ひとつすまい
恵み少ない岩山に 健気に立つ
残り木の気高さに今 君を想う
君の手 その指 温もり その愛
サガポー 変わらない愛や
終わらない愛は 誓えないけれど
サガポー 左手にアガペー
右手にはエロス
君に微睡む時
巷の出来事の あれこれは勿論
何が嘘か本当か 事の善し悪し
それら全てがどうでもいい時もある
光立つ朝焼けに今 君を想う
その髪 その胸 安らぎ その愛
永遠に 変わらない愛や
終わらない愛を 信じられそうな
遠く 無限の大空
わしづかみ気分 君に微睡む時
サガポー 変わらない愛や
終わらない愛は 誓えないけれど
サガポー 左手にアガペー
右手にはエロス
君に微睡む時
小椋佳について
エリート銀行員とフォーク・シンガー――普通なら相反する職業を二足の草鞋で活動した異色のシンガー・ソングライター。フォーク・シンガーとしてのスタートは劇団、天井桟敷を主宰していた寺山修司に見出されたことをきっかけに、天井桟敷企画のアルバム『初恋地獄編』に参加したことによる。その後、銀行に就職するが、彼に惚れこんだレコード・ディレクターからの誘いを断りきれず、71年にアルバム『青春―砂漠の少年』でデビュー。コンサートには出演せず、曲がたまったらレコーディングするという独自のスタンスで活動を続ける。一方で中村雅俊の「俺たちの旅」、布施明の「シクラメンのかほり」などの提供曲がヒットを記録。ソフトでマイルドな歌い口と純文学的な情緒に満ちた歌詞、これに哀愁たっぷりメロディを加えた小椋佳の世界は、一般のポップス・ファンの間でも大いに支持されていった。93年に銀行を退職すると、大学に再入学するといった悠々自適の生活を満喫しながら、歌語り音楽芝居や全国ツアーを敢行するなど新たに音楽活動を展開。01年には胃癌の摘出手術を受けるが、エッセー集の執筆やミュージカルを公演するなど、現在も創作意欲は衰えることを知らない。小椋佳の人気歌詞
歓送の歌
出逢いのその日から 街のよどみ消えて ...
愛燦燦
雨 潸々と この身に落ちて わずかばか ...
さらば青春
僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るもの ...
俺たちの旅
夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく ...
シクラメンのかほり
真綿色したシクラメンほど清しいものはない ...
めまい
時は私に めまいだけを残してゆく だか ...
光の橋を越えて
素晴らしく熱い涙を 人は心に 溜めてい ...
眦(まなじり)
遥か船旅を 行く人よ 覚悟 決めて おこ ...
時
街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 ...
あなたが美しいのは
きっと初めての空を 飛ぶ鳥の心うつして ...
白い一日
真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず ...
ただお前がいい
ただ お前がいい わずらわしさに 投げ ...
ほんの二つで死んでゆく
池よりも湖よりも海よりも 深い涙を知る ...
愛しき日々
風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ ...
揺れるまなざし
街にひとふきの風 心にふれゆく今日です ...
少しは私に愛を下さい
少しは私に愛を下さい すべてをあなたに ...
オナカの大きな王子さま
オナカの大きな王子さま 白いお洋服がや ...
思い出して下さい
想い出して下さい あの頃を あきらめる ...
思い込み partⅡ
何よりまして 自由なものは 心の中の ...
海辺の恋
こぼれ松葉をかきあつめ をとめのごとき ...